枝豆・茶豆ネット

黒埼茶豆・新潟産枝豆の通販・販売情報サイト

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黒埼茶豆・新潟産枝豆の生産

米だけじゃない!新潟は枝豆・茶豆の名産地

茶豆の産地として有名な新潟市新通地区の茶豆畑

茶豆の産地として有名な新潟市新通地区の茶豆畑

米の単作地帯から全国有数の枝豆・茶豆収穫地へ

言わずと知れた米どころ 新潟。米が新潟の風土にあっていることが一番の要因となり、昔は米のみを作る単作地帯でした。新潟の土に合っていた枝豆・茶豆は、作業時間が割合少ないことも手伝い、転作作物として徐々に定着していきます。意外と知られていませんが、新潟県は全国でも有数の作付面積を誇る枝豆・茶豆生産地なのです。

土地土地で違う、枝豆・茶豆の味わい

6月下旬から10月中旬にかけて、市内各地では40種類もの枝豆・茶豆の収穫が途切れることなく続きます。新潟枝豆・茶豆の魅力はその土地土地で独特な味の豆ができるところにあり、しんどおり茶豆や黒鳥茶豆、黒埼茶豆(くろさき茶豆)など土地名を冠した茶豆が多いのも特徴。豊かな香りと甘みの新潟県産枝豆・茶豆は全国的にも有名です。

作付面積日本一の新潟県は、作った枝豆を出荷しない!?

全国的に有名な枝豆・茶豆としては山形県鶴岡市のだだちゃ豆、群馬県沼田市の天狗印枝豆、兵庫県の丹波黒豆(丹波篠山黒大豆)などが挙げられますが、都道府県別にみた作付面積では、なんと新潟県が第一位!(平成23年農林水産調べ)新潟県の枝豆・茶豆としては新潟市の黒埼茶豆(くろさき茶豆)、新潟県長岡市の肴豆などが有名ですね。
けれども、作付面積は1位にも関わらず、全国的に見るとその出荷量は全体のわずか7%に留まります(平成23年農林水産調べ)。これはつまり、自家消費が多いということ。そう、新潟県人は枝豆が大・大・大好きなのです。おやつや食事時に大きな鉢やざるに枝豆が山盛りになって出てくるのは新潟の夏の風物詩になっていて、みんな大好きな枝豆・茶豆の季節を今か今かと首を長くして待っているんです。

枝豆・茶豆の収穫時期

茶豆畑に立つ玉木豊さん

茶豆畑に立つ玉木豊さん

枝豆・茶豆の最盛期は8月。「日照り豆」は、旨い豆!

枝豆は夏から秋の野菜として古くから栽培されてきましたが、近年は年間を通しての需要が高まり品種や栽培地・播種時期・作型などの組み合わせによって周年栽培されるようになりました。ですが、やはり夏の一番暑い時期、お盆のころが最盛期といえます。なぜかというと、枝豆・茶豆は日照時間が長くなるほど甘く美味しくなるから。日照りが続くとその分収穫量は落ちてしまいますが、太陽の光の力によって甘みたっぷりのとても出来がいい豆になるのです。

新潟の枝豆・茶豆は実入りが悪い?

実が入りすぎた枝豆は見栄えが良く食べ応えがありますが、パサパサした感じがしますし甘みが失われます。枝豆は実の入った大きい豆が一般的なので新潟産は稀に実入りが悪いと言われることもありますが、やや若い8割程の実入りの方が味覚の主成分である糖とアミノ酸が豊富なため、柔らかく、甘みと旨味が豊富なのです。

枝豆・茶豆の収穫は早朝(夜中…?)から

枝豆は日が落ちると糖を蓄えて甘くなるので、収穫は枝豆が一番美味しい状態である早朝から行い(まだ暗い午前2時頃から収穫を始めるところもあるんです!)、丁寧な洗浄と厳しい選別を経てその日収穫したものをその日のうちに出荷します。枝豆は食味が落ちるのがとても早いため、作業は迅速に、丁寧に。出荷までは必ずしっかりと適温で予冷をすることで鮮度をキープします。市場ではなかなか流通しにくい朝取り枝豆・茶豆は、こうして鮮度を保ったままご自宅へと配送されているのです。生産農家さんたちの苦労が忍ばれますね。

さて、ここからは、わたしたちに美味しい枝豆・茶豆を届けてくれている生産農家さんたちをご紹介していきましょう。

生産者・玉木豊さん

新潟しんどおり茶豆生産組合の代表・玉木豊さん

新潟しんどおり茶豆生産組合の代表・玉木豊さん

旨味のつまった「実入り八割」をもっと美味しく味わって欲しいから

玉木さんは枝豆・茶豆栽培歴20年以上のベテラン農家が中心となり結成された「新潟しんどおり茶豆生産組合」の代表を務め、このグループで美味しい枝豆・茶豆を丹精込めて栽培しています。
組合の名前にもなっている新通(しんどおり)地区は新潟平野の北側にあり、新潟市では一番西側に位置します。左に新川、右は信濃川と中之口川に囲まれ、農業を営むうえで欠かせない綺麗な水も豊富です。日本海沿いの海岸線が高台になっていて、新潟市の中でも一番雪が少なく暖かい地域。稲作も非常に盛んで、全国的にも有名なコシヒカリ等の米も多く栽培されています。この地域には茶豆の産地として黒埼地区・小新地区・新通地区があり、日本有数の枝豆・茶豆生産地として有名です。地元のスーパーが毎年、産地や生産者を指定し販売しているほど地元新潟では人気の枝豆・茶豆なのです。
糖分やアミノ酸がまだ多いうちに収穫するため実入りが8割程度のものを選別し収穫する新潟枝豆・茶豆。玉木さんは有機肥料を使い、食の安心安全を心がけています。収穫・選別の後は、酸性水で洗浄・殺菌・予冷を行い、美味しさを保持する為Pプラスという特殊な袋を使用しています。
夏の早朝に収穫したての朝取り枝豆・茶豆を、少しでも鮮度を保たせるためにその日のうちにクール便で発送しています。それは、この文章を読んでくださっているあなたに喜んで頂ける枝豆・茶豆をお届けし、豆の味・香り・色・鮮度を堪能していただきたいと考えているからなんです。

玉木さんの枝豆・茶豆を食べてみませんか?

新潟しんどおり茶豆生産組合の代表・玉木豊さん

広大な野菜畑を切り盛りする玉木さんが、特に力を注いで作っているのが枝豆・茶豆。化学肥料や農薬に頼らず、酵素・酵母をふんだんに含んだ天然肥料で豊かな土壌を作ることにこだわっています。甘くて豊かな香りの朝採り枝豆・茶豆を畑から直送します。丁寧に選別された見事な豆をお楽しみ下さい。

生産者・渡辺繁さん

生産者・渡辺繁さん

生産者・渡辺繁さん

30年を超える経験と実績

黒埼茶豆の生産歴が30年以上になる渡辺さん。試行錯誤し失敗も繰り返しながら、日々、より安全でより美味しい枝豆・茶豆作りを目指しています。30年以上にわたって枝豆・茶豆と触れ合ってきたからこそわかる知識と経験を、毎年の美味しさにつなげてくださっています。
枝豆・茶豆の名産地として知られる黒埼地域ですが、最近では後継者問題が深刻化し、耕作放棄地が見られるようになりました。1年も畑を耕作しないと荒地になり、元に戻すのに何年もかかります。そんな厳しい現状の中、渡辺さんは枝豆・茶豆作りに日夜情熱を注いでいます。それが毎年大好評の美味しい枝豆・茶豆につながっているのです。
黒埼地域は、枝豆・茶豆栽培に最適な粘土質の土壌。大きく元気に成長して欲しいという願いを込め、1本ずつ手作業で苗を植えていきます。枝豆は適期収穫が重要なため、生育具合を日々確認。熟練の目で見定めたもっとも美味しい時期に1本1本朝採り収穫し、新鮮にお届け出来るよう、即日出荷を心がけているのです。

渡辺さんの枝豆・茶豆を食べてみませんか?

生産者・渡辺繁さん

新潟の夏の名産品 黒埼茶豆を作ること、30年以上。美味しくなるよう願いを込めて、苗は一本一本手で植え、手づから刈り取ります。機械で刈り取る農家さんが多い中で、これはとても大変な作業。多くの方が毎年待ち焦がれる渡辺さんの枝豆・茶豆の美味しさを味わってみませんか?きっとあなたもやみつきになるはずです。

生産者・安野弘明さん

生産者・安野弘明さん

生産者・安野弘明さん

最高の茶豆への情熱

土壌研究者の方と始めた茶豆の栽培は、当初は近隣の皆様へお届けする程度だったといいます。お客様の『うまい!』という声を頂く度に、安野さんの中に『最高の茶豆を作ってみよう!』という情熱が芽生え、いつしか茶豆は評判の商品に。今では沢山のお客様が買い求めに来てくださる商品へと成長しました。
日照時間は味に大きく影響し、照りつける夏の太陽は茶豆の香りと甘みを引き立てます。茶豆の畑は日陰のない場所を選定し、大きすぎても小さすぎても食味が落ちてしまう茶豆の実は、その最大の特徴でもある香りを生かすため、成熟する前に収穫します。
安野さんは収穫した茶豆に厳しい選別基準を設けていて、これをくぐり抜けたものだけを新鮮な状態でお届けするための鮮度保持袋に入れ、収穫当日に発送します。お客様に納得していただける商品を見極めてお届けすることが安野さんの使命。なぜならそれは『収穫の喜び』、『食べる喜び』、『買っていただく喜び』、『働ける喜び』、関わる全ての方々に喜んでほしいという安野さんの気持ちから生まれた茶豆だからです。夏だけしか味わえない旬の味を、是非ご賞味下さい。

安野さんの茶豆を食べてみませんか?

生産者・安野弘明さん

茶豆の味と香りは、日照時間の長さが命。日照時間が十分になるよう日陰のない場所を選定して作った茶豆畑で夏の日差しを十分に浴びて、安野さんの茶豆は育ちます。選別に設ける厳しい基準は、自分の目で直接商品を見て買うことができないお客様にも満足してもらいたいという安野さんの想いから。情熱の茶豆をぜひ召し上がれ。

生産者・青木弘さん

生産者・青木弘さん

生産者・青木弘さん

誰もが安心して食べられる茶豆を目指して

新潟県の黒埼地区は全国でも有名な茶豆の名産地。ここで丹精込めて栽培された茶豆は枝豆界のブランド品ともいえます。青木さんは、この黒埼茶豆を新鮮な状態で、そしてなにより誰もが安心して楽しむことができるよう食卓に届けることを目指しています。
有機肥料を主として栽培した茶豆は、通常では薬剤防除を数回行うところを1~2回に抑えています。特に収穫間際の防除は一切行いません。その影響によって多少虫による食害(黒い斑点など)が見受けられるものもありますが、食味にはまったく問題ありません。どなたにも安心して楽しんでもらえる、青木さんの自慢の逸品です。
青木さんは茶豆畑ごとに土壌の診断を行い、畑の状態に合った肥料散布を行っています。有機質肥料を中心に使った土壌作りは茶豆栽培にとってはとても重要。茶豆の最盛期には午前1時頃から収穫をはじめ、朝日が昇る前、風味が落ちないうちに枝もぎや水洗い、選別作業などを実施しています。
産地から直接届くから新鮮で安心・安全。体に良くて美味しいものを作るって、なかなか難しいことなんです。青木さんの心のこもった黒埼茶豆、ぜひ味わってみてください。

青木さんの茶豆を食べてみませんか?

生産者・青木弘さん

「美味しくて、誰もが安心して食べられる茶豆」を目指して、日々畑と向き合う青木さん。土壌診断に有機質肥料、防除時期への配慮など、そこには青木さんの「食べる人を想う心」が深く息づいています。旬のものをいただくなら、やっぱり安心安全にも配慮したいですよね。お世話になった方へのご贈答にもぜひ。

生産者・白井法夫さん

生産者・白井法夫さん

生産者・白井法夫さん

黒埼茶豆の元祖・小平方にて

その肥沃な土壌で、様々な農作物を育てるのに適した小平方地区。大正末期に新潟県から山形県鶴岡地区にお嫁に行った娘さんが、小平方地区へ「だだちゃ豆」の種を持ち帰ったことが新潟茶豆の始まりでした。それを地域の農家さんがより美味しく、より地域に適した茶豆に改良し、現在の黒埼茶豆という高級枝豆ブランドへと成長したのです。
約40年前に農業を始めた頃から枝豆・茶豆を栽培し、黒埼茶豆発祥の地として有名な小平方で枝豆・茶豆を栽培する白井さん。「孫の世代にもこの地域で茶豆が生産できるように」と環境に配慮した農業を心がけ、必要最低限の農薬で病害虫の防除を行っています。茶豆の栽培に使うのは有機質肥料。安全で美味しい茶豆が育つよう、土づくりには特に力を入れて最適な土壌を心がけていらっしゃいます。
茶豆栽培は一年で最も暑くなる8月がメインとなり、人間と同様に虫たちも美味しい茶豆を食べるため活発に活動します。枝豆・茶豆は品種や植付時期ごとに収穫適期が異なり、期間も1週間~10日間ほどととても短期間。一番美味しい時期に収穫するためには雨が降っても収穫は休めません。枝豆・茶豆の朝採り収穫の後は、迅速に選別作業や袋詰め予冷を行い、鮮度を出来る限り保つよう細心の注意を払って即日出荷。これも小平方産の枝豆・茶豆の香ばしい風味を楽しんでほしいという白井さんの想いの現れなのです。一見頑固、けれども大好きな枝豆のこととなると話が止まらない白井さん。毎年大人気の枝豆・茶豆をお楽しみ下さい。

白井さんの枝豆・茶豆を食べてみませんか?

生産者・白井法夫さん

新潟茶豆発祥の地、小平方。40年以上の枝豆・茶豆作りのキャリアと「元祖」の誇りを胸に、白井さんは今年も畑に向かいます。収穫期の7~9月は本当に毎日枝豆や茶豆を食べるという白井さん。最低限の農薬で、お孫さんたちにも安心して食べてもらえる作物を心がけています。豆を愛し、豆と向き合う白井さんの枝豆を、今年も多くの人が待ち焦がれています。

公開日:
最終更新日:2015/04/17